静岡県西部の遠州地区の祭典で使われている銀巻き笛です。
代々積み重ねられてきた独自の技術で仕上げられた作品ばかりです。
作品集 壱
銀と金の細工 白仕上げ
歌口周り部分 (線状槌目技法)
指回り
金、銀による飾り金具(透かし技法による)
金のもみじに下地にたがねの隠し彫りで唐草文様
下部分
槌目細工の部分には透かし技法で加工した金具を組み合わせてあります。
おしりの部分は槌目細工で裏側まで隙間なくきっちり巻き込んであります。
作品集 弐
槌目技法による鱗(うろこ)文様
細かな部分まで丁寧に作り上げてあります。
白仕上げという色上げで照り仕上げの部分とのコントラストがとても綺麗です。
白仕上げ 槌目技法(うろこ柄)
槌目の凹凸がはっきり見えて立体感があります。
歌口周り
目抜き飾り 槌目色上げ作業による白仕上げ
作品例 参
完成品
歌口周り 槌目技法 篠柄
透かし技法による飾り細工
時間をかけて細部まで気を使って作り上げた金具類
とても綺麗な仕上がりになっています。
平打ち加工による指回り
平打ち加工
竹に沿わせて隙間なく巻いてあります。
目抜きの代わりに作った金具
打ち出しの技法と透かしの技法で飾り金具も作成しました。
軽量化するため、中空になっています。
槌目細工 白仕上げ 磨き仕上げとのバランスがとても綺麗です。
下部分
下部分にも飾り金具を作成。
かなり時間がかかりましたが気を使い丁寧に仕上げてあります。
おしりの部分は、内側まできっちりと竹に沿わせて巻き込んでいます。
竹の内側は一切加工せず行うのがとても気を遣う大変な作業です。
作品例 四
完成品
歌口部分
目抜き部分
槌目技法 や柄細工 色上げ作業による白仕上げ
照り仕上げとのバランスが絶妙です。
とても綺麗。
下部分
作品例 五
完成品
頭部分 家紋入り
歌口周り
歌口の両サイドは鏨(たがね)で彫った白荒らし技法(艶消し)の部分
その上から又、鏨で彫り上げてあります。
目抜き周り
透かし技法による飾り金具と、打ち出し技法による桜の飾り金具を組み合わせた部分です。
下部分
市松模様文様の下地に透かしの飾り金具を組み合わせてあります。
様々なご依頼、ご要望にも対応できる工房です。
ご依頼の際はお気軽にご相談ください。
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