制作工房の紹介

特別注文の変わった作業机

この作業テーブルは、以前勤めていたジュエリー工房のオーナーが独立をお祝いしていただいたときに、作っていただいた机です。
サイドにはガスバーナーが付いていて、バーナーワーク(パーツをロー材を使って溶かしつなげていく作業)もこの上で行っています。
もう25年近く使ったいますが、広くてとても丈夫、使いやすい作業台です。
大切に使っています。

地金の溶解作業

プラチナや金の地金をルツボという容器(セラミック製)に入れて溶かします。純プラチナにはパラジウムを、金には銀と銅を配合して溶解します。
プラチナの融点は1768℃、金は1063℃とkなり高温で溶かす作業です。

既製品とは違う、きめ細かい製造過程

なまし作業といって、一本一本、地金を高温で熱しながら金槌で叩き伸ばしていきます。この作業を何度もくりかえし行うことで地金を鍛えて固い素材にしていきます。
これが既製品とは違って、変形しにくい丈夫素材にしていきます。
これを木槌を使って曲げてリングにしていきます。

手元に集中、細かな手作業

リングには、たがねといった表面を加工する道具で彫上げていきます。
最後に磨き上げたリングに彫っていくのでしっぱいが許されないとても神経を使う工程です。
この出来栄えで完成度が変わってきてしまいます。
ここでご紹介している作業工程はごく一部であり、他にもかなりの工程を踏んで製品に仕上がっていきます。
完全手作りですのでお客様のご希望がかなうご満足いただける素敵な結婚指輪(マリッジリング)、婚約指輪(エンゲージリング)に仕上がります。

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